新型コロナ感染の出口がようやく見えて来たと思います。今年の5月から8月は思いっきり開放的に生活出来る様になるかと思います。
先日、2年ぶりに映画を見に行きました!
「CODA-あいのうた-」良かったです。
漁師の娘ルビーは兄と父の仕事を手伝う日々。高校新学期、合唱クラブに入部したルビーの歌の才能に気づいた顧問の先生は、名門バークリー音楽大学の受験を強く勧めます。ルビーの両親、兄は生まれながらの聴力障害を持っていました。CODAとはChildren of Deaf Adults="⽿の聴こえない両親に育てられた⼦ども"です。ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能が信じられません。
家業(漁)を続けるためにはルビーは自分の夢よりも家族の助けを続けることを決意します。
この映画では、父・母・兄、3人とも実際に耳の聞こえない俳優をキャスティングしています。
Codaは、音楽用語では「終曲」の意味があり、バレエではフィナーレの踊りを指します。まさにCodaでのルビーの歌声は圧巻です。手話の伝える力を得て我々の心の芯を、深く揺さぶります。
もう一つ、手話の伝える力を感じる作品があります。
濱口竜介監督「ドライブ マイ カー」です。この映画は、CODAとともに今年のアカデミー賞の「作品賞」にノミネートされました。日本映画が「作品賞」にノミネートされたのは史上初の快挙です。村上春樹の短編小説「女のいない男たち」が原作となっています。「シェエラザード」「ドライブマイカー」「木野」の3っの短編をまとめ上げた作品となっています。濱口監督が映画用に書き上げた脚本は、村上春樹の小説以上にハルキイズムがあって驚きました。今年のアカデミー賞「作品賞」「脚色賞」は、どうなりますか本当に楽しみです。
2022年2月 院長 金子
現在、日本国内では、およそ20,000人のCODAの方がいると推測されています。
この文章をホームページに載せた約2年後に、日本映画『僕が生きてる二つの世界』が公開されました。
宮城県の小さな港町で生まれた、五十嵐大(吉沢亮)は、聴覚障害を持つ両親と共に暮らしていました。
CODAである、一人の青年の"心の機微"を描いた素晴らしい作品です。
配信などで、現在も観るチャンスがあれば、是非ともご覧ください。